2020年12月20日日曜日

精神疾患や発達障害を持つ人が通うデイケアってどんな所?

デイケアは通所の施設になります。

通所には医師の診断書などが必要になり、薬と同じように処方されると考えていいと思います。

では実際どんなところなのかというと、様々なプログラムを通してコミュニケーションを学ぶ場であって、学校に近い性質があります。

プログラムは病識を深めるためのプログラム、社会技能訓練(SST)と呼ばれる社会生活の場面で適切なコミュニケーションが取れるように練習するプログラム、合唱や俳句や絵画などの文化系プログラム、ヨガやダンスなどの運動系プログラムなどがあります。

自分の好きなプログラムを選び、決まった時間に通所することになります。午前と午後と分かれ、1日いることも出来ますし、ショートケアと言って午前午後どちらかに来ることも選べます。これは体力や状態など医師と相談をしながら決めます。

1日いる場合は食事もあります。

多くの方が集まるところで、様々なプログラムと通し最終的には最適なコミュニケーション能力を身につけることが目標となります。

これは精神疾患や発達障害が精神身体などの状態に加えて、社会的な問題やコミュニケーション不足があるという考えのもと、運営されているからです。

通所すれば適切なコミュニケーション能力がつくかといえば、非常に個人差はありますが、優位に働く結果が出ています。

また一人で頑張ることもなく、担当者が付き随時や定期的に面談をし、生活面での相談、病気や障害の相談、プログラムが適切かの相談、デイケアでの困りごとや人間関係の相談などすることができ、一人で悩みを抱え込まなくていい仕組みになっています。

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