2021年1月3日日曜日

生活保護とミニマリズムや断捨離について、自分のしてきた方法について

 モノが溢れていると、どうしても気になりますし、片つけようにもどこから手につけていいかわからず、精神的に落ち込んでしまいがちです。

これは僕が行ったことなので、誰もが再現できるかは分かりませんが、方法をいくつか紹介したいです。

現在は少ないもので程よく暮らせているので、丁度いいか、もう少し物を減らして見ようとも思っています。


・決めた日から2~3週間触れなかったモノは処分する

これは一度にモノを処分できる人にお勧めします。

2~3習慣としていますが、その期間が目安です。1週間でもいいと思いました。平日と休日で触れなかったら、「特殊なこと」がない限り、触れることもないと思います。特殊なことができたときは、借りるか諦めるほうが場所を圧迫せずに済むと思います。

処分方法は、面倒だと思えば捨ててしまうのもいいですし、通信買取を利用して一気に送って処分するのもいいです。僕は通信買取を利用して処分をしました。


・1日1つ、何かを処分する

これは一度にモノを処分できない人にお勧めします。

多くのモノを捨てる捨てないの判断は非常に疲れます。それが1日1つなら、それは楽になります。

ゴミを拾って捨てるのもいいですし、メルカリなどに出品するのも1つなら楽です。何より1日1つですから、そのハードルは低いです。

僕も多くを処分するときでない限り、これをしてます。部屋の状態維持にも役立つと思います。


2つが僕がした中で、効果のあった方法です。


さて、例えば思い出の品物はどうするのか。写真や手紙、記録などです。

これは個人的な意見ですが、僕の場合は手元に数点残して処分しました。何故かと言えば、モノは思い出を思い出すきっかけにはなりますが、思い出そのものではないと考えたからです。それに、今はスキャンや写真で用意にデジタルに記録保存できます。そこに保存して愛でることができればいいのではと思いました。

今手元にある思い出の品物は、数点だけにしてます。それで十分と思っています。


また、これまでに収集したCDやDVDや本を手放したくないという人もいるかも知れません。

これも個人的な意見ですが、もし「音楽」や「映像」や「活字」を楽しみたいのなら、図書館やサブスクリプションのサービスをお勧めします。月々の料金も高くはないですし、特定のモノと限定しなければ、かなり楽しめると思います。僕はサブスクリプションのサービスに加入して、手持ちのモノを全く使っていないと気が付き、手放しました。


断捨離やミニマリズムが流行っています。

モノに依存しすぎた生活が、消費活動を苛烈にしてしまい、不要な出費を生み出すように思います。僕は以前は不要な出費が多く幸せを感じることなく、消費し続けていましたが、今は手元にあるモノだけで、十分な幸せを得ることができました。

不要なモノをなくし、必要なモノだけにすると生活がシンプルになります。これは人間関係も同じことが言えます。

不要とはいいませんが、自分にとってあまり良くない、害のある人間関係ならばいっそ絶ち、今ある人間関係に集中したほうが幸せになれるのではないかと思います。

昨今に流行は、もしかすると「自分との関係性の見直し」なのではないかと、思います。


生活保護で暮らす自分にとっても、「自分との関係性の見直し」は大切だったと思います。

モノを処分してからは、必要なモノだけを買うように心がけることで、出費を抑えられています。体感的に、生活保護で暮らすには、ミニマリズムや断捨離が大切だと思えます。

2020年12月25日金曜日

私は生活保護を受給できるのですか?

最初に言ってしまうと、決定をするのは「自治体」なので僕には答えられません。

各自治体が出す条件さえ満たしていれば「受給できるかも知れません」としか言いようがないです。

ただ、「病気で働くことができない状態」の人は、受給対象になるかも知れないので主治医に相談しましょう。

僕の場合、症状で働くことが限界だったけど働こうとしていたため、主治医と行政が連携し半ば強制的に受給になりました。あのまま働いていたら死んでいたか、もしくは症状から自殺をしていたかも知れません。


窓口ではねられるという話を聞きます。もしかすると資産となるものを持っているのかも知れませんし、まだ働けると言われる思われているのかも知れません。

病気で働くことができないことの証明ができればいいので、診断書が必要となります。逆に言えば診断書で働くことができないと証明されれば、受給できるということになります。

生きることにおいて貪欲でいいと思います。

例えどのような制度を利用しようとも、生きていれば勝ちだと思います。

2020年12月20日日曜日

精神疾患や発達障害を持つ人が通うデイケアってどんな所?

デイケアは通所の施設になります。

通所には医師の診断書などが必要になり、薬と同じように処方されると考えていいと思います。

では実際どんなところなのかというと、様々なプログラムを通してコミュニケーションを学ぶ場であって、学校に近い性質があります。

プログラムは病識を深めるためのプログラム、社会技能訓練(SST)と呼ばれる社会生活の場面で適切なコミュニケーションが取れるように練習するプログラム、合唱や俳句や絵画などの文化系プログラム、ヨガやダンスなどの運動系プログラムなどがあります。

自分の好きなプログラムを選び、決まった時間に通所することになります。午前と午後と分かれ、1日いることも出来ますし、ショートケアと言って午前午後どちらかに来ることも選べます。これは体力や状態など医師と相談をしながら決めます。

1日いる場合は食事もあります。

多くの方が集まるところで、様々なプログラムと通し最終的には最適なコミュニケーション能力を身につけることが目標となります。

これは精神疾患や発達障害が精神身体などの状態に加えて、社会的な問題やコミュニケーション不足があるという考えのもと、運営されているからです。

通所すれば適切なコミュニケーション能力がつくかといえば、非常に個人差はありますが、優位に働く結果が出ています。

また一人で頑張ることもなく、担当者が付き随時や定期的に面談をし、生活面での相談、病気や障害の相談、プログラムが適切かの相談、デイケアでの困りごとや人間関係の相談などすることができ、一人で悩みを抱え込まなくていい仕組みになっています。

障害年金って申請大変なの?バレたりしないの?

障害年金の申請は自身で申請するには、それまでの経緯を書かなければならず、心の傷口を広げるようなことをしなければいけないこともあります。

また、お役所仕事らしい煩雑さも非常に精神を疲弊させるものです。

自分一人でするには大変な労力と症状の再燃の可能性と状態悪化の可能性がある、大変なものになります。

この場合、社労士にお願いする方法もあります。ただ報酬を得て行うので、ある程度お金が必要にはなりますが、前述のことを思えば必要経費になると思います。

また生活保護を受けていれば、ケースワーカーや担当者が手伝ってくれる場合もあります。生活保護の性質上、受給できるものは全て申請させるので、事情を話せば手伝う場合もあると言う話でした。

障害年金に関してもバレるからどうのこうのと話を聞きますが、個人情報なので誰も知りようがないですし、情報開示を求められる場面はほとんどないです。障害者手帳を利用してサービスを受けようとする時に手帳の開示がありますが、障害年金を開示する場面は日常生活ではないです。年金も決定されれば自動で振り込まれます。

もっとも障害年金は申請までのハードルの高さ、審査の厳しさから受給できるかは不確定です。ですが経済的安定は現代社会においては重要なことの1つです。

2020年12月14日月曜日

精神障害者手帳と取得するといいことあるの?精神障害がバレるんじゃないの?

バレるかどうかの話をすると、バレません。精神障害者手帳を提示する場面がほとんどないからです。自分から提示するなら別ですが、求められるときが非常に限定されていているからです。




僕の場合は、映画館で提示したくらいで、スタッフ以外には見せていません。


では、いいことがいいことがあるのかというと、行政によって変わってくるので、自分の住む自治体に問い合わせることが確実です。


僕の場合は


・NHK受信料の免除(生活保護でも免除されます)

・取得税の免除

・各種税金の免除

・公共交通機関のフリーパスが取得できる

・障害者手帳を提示することで障害者向けのサービスや値引きを受けられる

(ディズニーのディスアビリティサービス、映画館割引など)


日常生活ではそれくらいになります。

また等級によって、生活保護の場合だと障害者加算といって多少受給金額が変わります。


バレるのを危惧して、受けられる支援サービスや優遇を使わないのはもったいないです。


それにバレたところで、何か損害があるでしょうか?

自分のプライドが傷つくくらいなら、プライドを捨ててでも支援を受けたほうがいいです。

それで経済的、社会的にしんどくなっては元も子もないですから。


2020年12月11日金曜日

生活保護受給者は働いちゃいけないの?

 生活保護を受けて暮らしていると、なぜか仕事をしたくなります。そういう方も多いのではないでしょうか?人間誰かに必要とされていたい生き物ですから、それがダイレクトに感じられる働くことは本来楽しいものです。

では、生活保護受給者は働いていいのか?と言うと、いいのです。ただし収入に制限が付きます。

自治体によって変わりますが、収入があったら「必ず」保護課の担当者へ申請しないといけないです。そういうルールですし、破れば手痛い罰があります。

申請した収入の%ではなく、段階的に収入額から次回保護費が減額されます。減額の割合が大きく、就労意欲を削ぐものであるので、いかがなものかと思うのですが、ダブルインカムでは、それこそ社会的に

ずるい

となるので、仕方ないです。

働けるようになれば、生活保護を抜けて暮せばいいだけの話なので、そう暗く考えることはないと思います。

ただ、働きすぎて体調を崩しては元も子もないので、徐々に働くことがいいでしょう。

経済的自立の杖と思い、制度は使い倒しましょう。

精神疾患は甘えか?

精神疾患は甘えと言われがちですが、果たしてそうでしょうか?

本人は動こうとしたり働こうとしているのに、身体が猛烈に怠かったり、頭痛が起きたり、不安感に苛まれ手がつかなかったり、などします。本人でもよく分からないけど、何もできない状態ですが、これは甘えになるでしょうか?

人は多くの情報を視覚から得ます。言い換えれば目で見たことは納得できるということになると思います。見えないものは疑う傾向が強いです。

体温計で何度と可視化されたものは信じやすいですが、何かわからないが動けない相手は平易な概念があてがわれやすいです。「甘え」です。

もちろん性格的なものもありますから、精神疾患罹患者全てが甘えていないとは言えませんが、足を骨折してる状態で立とうとしていると同じかそれ以上の労力と苦痛に耐えなければいけません。

精神疾患とは見えないものなので、理解は難しいと思いますが、理解できないならば、甘えと罵倒するよりその場を去った方がお互いに賢明です。甘えていない人からしたら、屈辱的なことを言われたと、要らぬ恨みを買います。

 

精神疾患当事者としては、放っておいてほしいが正直な気持ちです。